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「PSYCHO-PASS サイコパス」のシビュラシステムの正体を徹底考察してみた!

「PSYCHO-PASS サイコパス」 アニメ

大人気アニメの「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する「シビュラシステム」

犯罪を未然に防いで理想的な社会を成立させる、日本社会の素晴らしい模範として登場する社会システムですが、このシビュラシステムには謎も多く、視聴者の心を惹きつけてやみません。

ある意味、「PSYCHO-PASS サイコパス」という物語最大のラスボスともいえるシビュラシステム。

ここでは、シビュラシステムはいったい誰が作ったのか、その正体はなんなのかなど、気になる点を徹底考察していきたいと思います!

「PSYCHO-PASS サイコパス」のシビュラシステムの正体の考察

凶悪な犯罪者たちが登場する物語「PSYCHO-PASS サイコパス」ですが、一番の強敵はこの「シビュラシステム」なんじゃないかと思います。

それくらい、「PSYCHO-PASS サイコパス」の物語の根幹となるシビュラシステム。

そのシビュラシステムの正体や存在意義について私なりに考察してみたので、よかったらぜひ最後まで読んでみてください。

1. シビュラシステムとはいったい何?仕組みやその正体は何者なのか

シビュラシステムとは、サイマティックスキャンで読み取った生体力場を解析して、人間の心理状態や職業適性、深層心理などを分析して数値化するシステムです。

その数値化のおかげで最適な職業や娯楽、結婚相手までシビュラシステムが診断するようになり、人々はストレスのない幸福な生活を送ることができるようになっていました。

「PSYCHO-PASS サイコパス」の本編が始まる30年ほど前に実装され、大型のスーパーコンピューターによる演出によって、科学的に計算されている画期的なシステムだと言われています。

計測値は通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼ばれ、犯罪に関する数値は「犯罪係数」という名で計測されるように。

犯罪を犯しそうな人物は街頭スキャンによって把握・拘束されるようになったので、治安も改善され、平和な日本を実現できたのです。

犯罪係数が100を超えると隔離施設行きになり潜在犯認定され、300を超えるとその場でドミネーターによって殺処分されるという決まりになっています。

紛争ばかりの世界に比べて、日本はこの「人間を数値化する」というシビュラシステムのおかげで平和な社会を保つことができているのですが、その正体は驚くべきものでした。

※ネタバレになるので、「PSYCHO-PASS サイコパス」1期を全て観た人のみ読んでくださいね。

なんと、シビュラシステムの正体は免罪体質者の脳みそだったんです。

免罪体質者とは、シビュラシステムで裁けない人間のこと。

どんなに凶悪な犯罪を犯しても、犯罪係数が限りなくゼロに近いという特異体質者です。

その犯罪者たちの脳をかき集めてシビュラシステムを動かしていたんですよ。

つまり、シビュラシステムは凶悪犯罪者の脳の集合体ってわけです。

なぜ免罪体質者の脳を使うかというと、彼らは常人では理解できない思考をしているから。

理解できない考え方をする免罪体質者そのものをシステムに取り入れることによって、シビュラシステムは理解の幅を広げ、分析力や柔軟性を高めてより完璧なシステムに近づくことができるのです。

理屈としてはわからないでもないですが、結果として凶悪な犯罪者が人間を裁き、日本の社会を平和に保つという結果になっているのは不思議ですよね。

大型のスーパーコンピューターが動かしているというのは市民に伝えている表向きの内容で嘘であり、実は犯罪者である免罪体質者の脳を200個ほど使用して、それを並列処理しているのがシビュラシステムの正体だったのです。

2. シビュラシステムの意味・由来

シビュラシステムの意味や由来は、古代ギリシャの巫女から来ていると言われています。

古代ギリシャ語で「シビュラ」という言葉は、「ギリシャ神殿でアポロンの神託を授ける巫女たちのことを意味する総称」として用いられていました。

神託、つまり神のお告げを伝える巫女のような存在として、シビュラシステムができたというわけですね。

国民を支えるシステムなはずなのに、それに対して「神託を告げる巫女のような存在」と名づけるなんて、まあずいぶん上から目線な感じもしますが。

シビュラシステムを作った人は相当自信満々だったんでしょうね~。神にでもなった気分だったんでしょうか。

3. シビュラシステムは誰が作ったのか

そのシビュラシステムを作ったのは、いったい誰だったのでしょうか。

実は、作中では未だ明かされておらず、作成者不明の状態です。

研究者たちが国に依頼されて作った、としか思えないのですが、その辺は描かれていないので断定できないですね。

シビュラシステムは厚生省ノナタワーの地下にコアがあり厚生省管轄となっている、それくらいしか今のところ判明していません。

作中では2020年頃から海外で紛争が起こっていたので、日本は食料自給に力を注ぎ、国内経済の立て直しを図っていました。

大量の失業者が出たので、その支援のために「職業適性考査」が行われ、それが発展してシビュラシステムの開発につながったとなっています。

その後2070年頃に、社会の隅々までを包括的に管理するシステムとして導入されたのが、このシビュラシステム。犯罪係数測定による治安の維持は、2090年頃から実装されるようになりました。

これらの歴史から考えると、シビュラシステムは海外から日本を守るために、日本を平和にするために、政府指導で研究者が着々と作っていったのではないかと推測できます。

しかし、いったいどの時点で誰が「免罪体質者の脳を使おう」なんて発想になったのでしょうね…。

まあ作者が誰というのは物語にはあまり関係がないので、これからも明かされないかもしれません。

ただ、こういったシステムの開発者が登場してくる物語は結構あるので、もしかしたら今後登場するかも?

でも、その前にシビュラシステムに口封じされているかもしれませんね。シビュラシステムの正体を他の人に知られないように、作成者すら縢くん同様に殺しているなんて可能性もあります。

4. シビュラシステムの欠陥

免罪体質者の脳をかき集めて作られた社会システム、シビュラシステム。

でも、そもそもこのシビュラシステムというのは欠陥が多いシステムだと思います。

なぜなら、犯罪者を裁くというより「犯罪を犯す精神状態の人間を裁く」というシステムだから。

例えば、人間は状況によっては激しい怒りを感じるのが普通なのですが、そんな状況でドミネーターを向けようものなら、大きく上昇した犯罪係数を計測してしまうんですよ。

相手が自分の大事な人を殺したら、人間なら相手に憎しみを感じたり憎悪したりすることもあるでしょう。自分が殺されそうな状況なら恐怖して、不安で心がいっぱいになるのは当たり前ですよね。

そんな状況下の人間ですら、このシビュラシステムとドミネーターは犯罪係数の数値を高く叩きだします。そしてオーバー100なら潜在犯扱い、オーバー300なら殺処分してしまうわけなんですよ。

第一話で人質となった被害者の女性の犯罪係数が爆上がりしたのが、良い証拠ですよね。

一方、凶悪な犯罪を犯しても特異体質ってだけで数値がゼロに近い人間もいて、そんな人間はシビュラシステムもドミネーターも反応しないわけです。

たくさんの免罪体質者の脳を取り入れているシビュラシステムですら、槙島のような免罪体質者を未だに取り締まることすらできないんですよね。

なんか欠陥だらけじゃないっすか?シビュラシステム(笑)

槙島のような凶悪犯罪者は取り締まれず、被害者の人質が恐怖でいっぱいになっただけで「不安分子」として抹殺対象にしてしまうという。

例えば縢くんとかは幼少期から犯罪係数が高い人間として、ずっと潜在犯扱いされて生きてきましたが、良い子でしたよね。なんであんな良い少年をダメ人間扱いしたのですか?って問いたい。

しかもあの狡噛さんだって、一時期300近くの犯罪係数を叩きだしていました。

ヘルメットを被った犯罪者を追いつめた時に出した数値で、「ぶっ殺してやる、とか思って」と言っていましたが、彼はこの時そもそも「正義感から来る怒り」が発端でこう思ったわけです。

決して自分の私利私欲のために人殺ししようとしたわけじゃないんですよ。ヘルメット野郎が酷いことをしていたのが原因なわけで。

凶悪な犯罪者が許せなくてこう思っただけで、処分対象の300近くまで犯罪係数が上がるっておかしくないですかね?

つまり、シビュラシステムは人の心の表面しか見て取れず、その人間の心の奥にある本質というものは全く見抜けないシステムなんじゃないでしょうか。

心の表面が穏やかならどんなに凶悪な犯罪を犯す人間でも感知できず、真っ当な人間でも強烈な怒りを持てば潜在犯扱い、自分の身を守るために感じる恐怖を持つだけでも犯罪者と認定してしまう。

これはシビュラシステムの大きな欠点であり、そもそも人を裁くシステムとして大きく間違っている欠陥システムなんだと思います。

5. シビュラシステムは本当に正義なのか

ただこんな欠陥システムでも、もう社会に認知されて広く浸透しており、そのおかげで社会の平和が保たれていたら…それを簡単に排除できるのでしょうか。

これは、朱も悩んだところですよね。

このシビュラシステムの正体は凶悪な免罪体質者であり、免罪体質者を裁くことが未だにできない欠陥だらけのシステムであるものの、そのおかげで日本の平和が保たれているのも事実。

それを排除してしまったら、日本も海外のような紛争地域になってしまう、と言われたら…。

朱のようにシビュラシステムをすぐには排除せず、まずはいったんそのままにする選択肢しかないのではないでしょうか。

シビュラシステムは正義だとは思えないけど、シビュラシステムによって日本の平和が保たれているのは確かなので、ある意味正義でもある、という禅問答のような状態なのかもしれませんね。

社会の秩序を保つためには、今の時点ではシビュラシステムは日本に必要なシステムなんです。

常守朱はこう言ってます。「社会が必ず正しいわけじゃない、だからこそ私たちは正しく生きなければならない。」と。

シビュラシステムは必ずしも正しくないかもしれない。でもそれを使う私たち自身が正しく生きなければいけない、と言っているようにも聞こえますね。

シビュラシステムは正義じゃないけど、それを使う者の心が正しければ正義にもなる、今はそんな状態なのでしょう。

これ、私たちの社会でも同じようなことが言えるかもしれませんね。

私たちの世界でいえば、シビュラシステムは「法律」です。

でもその法律って絶対に弱者の味方じゃないから。法律を知る者、使う者次第で正義にも悪にもなり得る可能性がある。

だからこそ、正しい使い方をしなければいけない。

それができた時にこそ正義が保たれるし、シビュラシステムはそのことを私達に考えさせてくれている気がします。

「PSYCHO-PASS サイコパス」のシビュラシステムの正体の徹底考察まとめ

シビュラシステムのおかげで幸福が得られるようになった日本社会。

でも、自分で選ぶことが何もできない社会って果たして幸福なのでしょうか。

幸せだけど自分で何も選ぶことができない社会、幸せになれるかわからないけど自分で全て選択できる社会、いったいどっちの方がいいのでしょうね。

その答えはすぐには出ないけど、ひとつだけわかっているのは、「自分で選ぶことができる人間はとても魅力的だ」ということです。

シビュラシステムのおかげで何も選ばず生きるのほほんとした一般市民より、シビュラシステムに逆らい自分で選択して実行した狡噛さんの方が、私には魅力的に見えます。

ということは、やはり自分で選んで実行して生きることの方が素晴らしいってことなのかな。

そしてシビュラシステムの正体である、免罪体質者という凶悪な犯罪者の脳みそたち。

こんなものに統治されている社会って吐き気がしてしまうレベルですが、それでも平和で幸せなら人間はそれでいいのでしょうか。

その辺は朱にすらまだまだ答えが出ない領域ではありますが、より良い社会を実現するためには、シビュラシステムがあろうがなかろうが人は常に考え続け、正しい選択をし続けることが必要なのでしょうね。

そんなことを、シビュラシステムは私たちにいつも考えさせてくれるのではないかなと思います。

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